このページは以下の方を対象にしています。
<当院で検査陽性だった方とそのご家族の方へ>
<小児(5~11歳)の新型コロナワクチンを接種の方、接種をお考えの方>
<当院で検査陽性だった方とそのご家族の方へ>
- 9/26をもって医療機関から保健所への届出が基本的に不要になりました。そのため、保健所からの説明・指示等が来ません。ただ、感染者の療養期間や濃厚接触者の待機期間などは9/25以前と変わりませんので、ご自身で情報を収集する必要があります。陽性の方は下記の「北海道 感染症対策課」にアクセスして下さい。
- 同居家族の方が外出されている場合は濃厚接触者となりますので、速やかなご帰宅をお願いして下さい。この際、公共交通機関の使用はお控え願います。
- 小児は基本的に自宅療養です。以下の成育医療センターが公開している「感染したお子さんが自宅療養される際のポイント」をぜひ参考にして下さい。
- 当院で診断したコロナ患者さんの容態が悪化した場合は、当院の診療時間中であれば当院に、それ以外の時間帯は北海道陽性者健康サポートセンターにご相談願います。どちらの場合も、コロナ陽性で自宅療養中であることを確実にお伝え下さい。
<小児(5~11歳)の新型コロナワクチンを接種の方、接種をお考えの方へ>
- 当院をかかりつけとする5~11歳の小児限定です。
- 市のシステム(ネット、コールセンター)から予約できます。当院の予約システムや窓口・電話等では予約できません。
- 接種は金曜16:30~17:00です。予約日のこの時間内に来院下さい。時間を過ぎた場合は接種できません。接種後は院内か駐車場で30分の待機が必要です。
- 初回接種は3週あけて2回です。1回目予約時に1回目の3週後に自動的に2回目が予約されます。3週後の予定を確認のうえで1回目を予約して下さい。体調の問題で変更が必要な場合はコールセンターにまずお問い合わせ下さい。
- 1回目が12歳になると成人用になるので当院では接種できません。予約日にご注意下さい。なお、1回目が11歳であれば、2回目時が12歳でも小児用となるので当院で接種できます。
- 前後13日間はインフルエンザ以外の他ワクチンを接種できないので、ワクチンスケジュールにご注意下さい。他ワクチンの接種期限が迫っている場合はそちらを優先して下さい。
- 新型コロナに感染した方は、隔離期間が過ぎればいつでも接種可能となっていますが、当院では3ヶ月以上あけての接種をお勧めしています。
- 母子手帳、接種券をお忘れなく。お忘れの場合は接種できません。
- 接種にあたり以下のサイトを必ずお読み下さい。(副反応の確認のため接種後にも再読願います!)
<当院のコロナワクチンに対する考え方>
小児のコロナワクチン接種はオミクロン株に対してもメリットはあるようです。ただ、小児は重症化することが稀なので、基礎疾患(普通の喘息は該当しません)がなければ、接種する本人の健康的メリットより、感染した場合の長期の欠席や周囲への感染拡大を回避するという社会的メリットの方が大きいと思います。デメリット(副反応)は発熱、接種部位の腫れなどの他に心筋炎の報告もありますが、どれも大事に至ることは極めて稀のようで、基本的には安全性の高いワクチンと考えて良いでしょう。ただ、開発から2年程度なので、長期的なことは不明と言わざるを得ません。このような状況なので、小児へコロナワクチンを接種するべきか、せざるべきかを断言することは不可能です。厚労省や学会などの見解、あるいはニュースに出てくる高名な小児科教授の意見などを参考に、ワクチンの何に期待し、何に懸念するのか、各家庭でよく検討されたうえで、接種する、接種しない、しばらく様子を見る(保留)の判断をしていただくしかありません。各々に考え方の差があって当然ですので、どの結論であっても、熟慮の結果であれば、それは尊重されるべきものだと思います。
厚労省や小児科学会のワクチンや基礎疾患に関する見解については以下のサイトもご参照ください
- なぜ小児(5~11歳)の接種が必要なのですか(厚労省:新型コロナワクチンQ&A)
- 新型コロナワクチン接種についてのお知らせ(厚労省:5歳から11歳のお子様と保護者の方へ)
- 5~11歳小児への新型コロナワクチン接種に対する考え方(日本小児科学会)
- 新型コロナウイルスワクチン接種に関する、小児の基礎疾患の考え方および接種にあたり考慮すべき小児の基礎疾患等(日本小児科学会)